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【2024/04/29 16:30 】 |
全国社会人サッカー選手権長野県予選準決勝 アルティスタ東御0-1上田ジェンシャン
ここ数年、北信越1部で安定して上位に食い込む実力者のアルティスタ東御と、北信越2部記録となる26得点を上げて得点王とアシスト王の2冠を獲得した8小田竜也を中心に1年で北信越1部に復帰した上田ジェンシャンとの対決。東御は攻撃の要7喜屋武聖矢を軸とした前線のコンビネーションが武器。上田はJSCや長野パルセイロで活躍した18藤田信を加え、攻撃のバリエーションの増加が期待される。


前半は上田のペース。上田の18藤田信が前線の8小田竜也、10田中雅士らと新加入とは思えない連携の良さを見せて東御ゴールへ迫る。対する東御も右サイドの8犬丸圭吾、10石戸浩士らの右サイド突破で反撃。雨と風が強い中、上田21小原雅貴が足を負傷し交代するアクシデントがあったが、両者無得点のまま後半へ。後半は東御がサイドを広く使って主導権を奪い返すが、後半23分に上田が一瞬の隙を突いて左からクロスを上げ、18藤田信が頭で折り返したところを7山越史章が押し込み先制。東御は追い付こうと攻勢を強めるが、上田の体を張った守備を最後まで崩すことが出来ずに試合終了となった。


上田は堅守速攻からのサイド攻撃を得意としていたが、18藤田信がクサビ役となったりワンタッチでさばいたりと変化を付けることで東御守備陣のボールの奪いどころを惑わせた。いい動き出しを見せてもボールが出てこない場面もあったが、欲しいタイミングなどの意思疎通が深まればさらなる活躍を見せてくれそうだ。東御は前半終わり頃から上田の前線へのパスをカット出来るようになり主導権を取り戻したが、雨でスリッピーなピッチに慎重になりすぎたのかパスがつながらない場面が目立った。左サイドからの攻撃はあまり目立っておらず、職人サイドバック4西井光の不在が響いた印象だった。来週4/5(土)にはアルウィンでリーグ開幕戦を迎える。期間は短いがきっちり修正したい。


もう一つの準決勝、アンテロープ塩尻対中野エスペランサは塩尻が1点のリードを守り切り、決勝は上田と塩尻の対決となった。5/25(日)13:00、アルウィンでキックオフ。熱戦を期待したい。

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【2014/03/30 22:04 】 | 観戦記(松本山雅以外) | コメント(0)
北信越1部第13節 アルティスタ東御0-5サウルコス福井
北信越1部リーグは残り2試合を残して1位と2位が勝ち点差なし、得失点差わずかに3という大混戦。JSCの牙城に挑むのはサウルコス福井だ。監督の石田学は31歳と若いながらも指導歴は10年を越え、かつては福島ユナイテッドを率いた経験もある俊英である。直近の試合をざっと見たところ、スタメンで去年から在籍している選手はわずかに2名。選手の入れ替わりが激しい下部リーグのチームとはいえ、ほぼ0から連携を深め首位争いを演じるまでに仕立て上げたサッカーとはいかなるものか。俄然興味を惹かれた私は千曲市サッカー場へ車を飛ばした。


試合は序盤からサウルコスがペースを握る。前半2分、左コーナーをサウルコス17番絹巻悟が頭で決めると、17分にはアルティスタ5番斎藤智閣がペナルティーエリア内でハンドで得点機会を阻止したとして一発退場。このPKをサウルコス10番坂井優介が落ち着いて左隅に決め、リードを広げる。JSCとの得失点差を埋めたいサウルコスはその後も攻撃の手を緩めることなく貪欲に点を取りに行く。結局坂井優介のハットトリックを含む5-0の大勝となり、JSCとの得失点差を2に縮めた。


アルティスタは今年何度か試合を見る機会があったので、選手の特徴やどのようなサッカーをするのかはある程度把握していたのだが、ここまで大差をつけられるとは予想していなかった。リーグ戦では残留を決め、全社県予選は決勝で敗れており、消化試合の意味合いが強かった部分はある。それを差し引いてもサウルコスの強さが目立った試合だった。


サウルコスはこの場面ではここに選手が走り込むというパターンが徹底されていて、かなり細かい部分まで練習しているのではないかと思われた。視野が広く「サッカーを知っている」選手が多く、この順位につけているのも納得だ。システムは4-3-3を採用していたが、アンカーの23番前田岳、ワントップの10番坂井優介以外の中盤は流動的にポジションチェンジを繰り返し、どんどん選手がボールを追い越していくサッカーを展開。高い位置から積極的にプレスをかけてショートカウンターを狙い、小気味良くパスをつないで確実にゴール前までボールを運んでいた。加えて相手のミスを見逃さないしたたかさも光った。後半の30分過ぎから、点を取りたい前線と失点を防ぎたい守備の選手の間があいてしまい、そのスペースをアルティスタのカウンターで突かれてピンチになるシーンがあったので、そこは修正点であろう。石田監督もそこは課題としてしっかり認識しているようなので、次節までに対応してくることだろう。


一方のアルティスタは、序盤で退場者を出してしまったものの、やり方次第ではもう少し粘れたのではないかという淡白さを感じた。プレーもミスが多く、そこをサウルコスにつけこまれるシーンが目立った。今シーズンは良くも悪くもチームの「若さ」は感じていたが、この試合はそれが悪い方向へ転んでしまったようだ。後半にスーパーサブ17番秋満友樹が投入されてからは盛り返し、9番田中剛を中心に果敢にゴールを目指したが、サウルコス守備陣の堅守に阻まれてしまった。タレントは揃っているし、去年の実績からしても残留に満足するチームではない。最終節でJSCに鉄槌を下し、今年4度目となる天皇杯県予選準決勝上田ジェンシャンとの東信ダービーに弾みをつけたい。


最後に触れておきたいのはサウルコスサポーター。優勝争いをしている中、遠く福井から50人ほどが駆けつけ、熱心な・・・というにはいささかのどかな声援を送っていた。しかしながら非常に楽しそうに応援していたのが印象的で、コーナーでチャンスとみるや、コールリーダーの呼びかけに一斉にタオルマフラーを回すなど、これから先サポーターが増えていくのではないかという予兆を感じた。総得点なども加味すると、逆転優勝は非常に厳しいと言わざるを得ないが、最後まで粘り強く戦い抜きたい。

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【2012/07/24 23:54 】 | 観戦記(松本山雅以外) | コメント(0)
長野県サッカー選手権準々決勝 上田ジェンシャン0-0(PK4-2)創造学園高校
ご存知上田ジェンシャンと、過密日程中だったとはいえアンテロープ塩尻を破って準々決勝に駒を進めた創造学園高校の対戦。創造学園はインターハイ全国大会前、上田ジェンシャンは降格がかかるリーグ戦の合間ということで、どのようなメンバーで戦うか注目したが、お互いほぼベストメンバー(おそらく)。創造学園はインターハイの強豪校との想定試合、上田は怪我人が出たり復帰したりの中の連携確認といったところか。

試合は全体的に上田のペース。猛攻を最後のところで体を張って守る創造学園といったところ。上田は8番小田竜也の個人技を中心に崩すも精度を欠くシーンが目立った。一方の創造学園は押される中でもパスをつないで後ろの選手がどんどん追い越していくサッカーを展開。いい意味で予想を裏切られた。

創造学園は球際の粘りが特筆もので、両チームとも足が止まり始める時間帯からそれが顕著になる。奪われても粘って奪い返して決定機を何度も作り、後半30分を過ぎても得点出来ない想定外の事態に焦る上田を追い詰める。結局試合はスコアレスのままPK戦へ突入し、上田が辛くも準決勝進出を決めた。

創造学園の粘りと同時に上田の深刻な決定力不足もPK戦までもつれた原因だろう。インターハイ全国出場校とはいえ、高校生相手にフリーでシュートが枠から大きく外れてしまうあたりに、上田が北信越1部リーグで降格を争う位置にいる理由を見た。全社県予選決勝で見せた闘争心を取り戻して残留を決め、今年四度目となる東信ダービーに臨みたいところだ。一方の創造学園は、社会人相手に90分を無失点で切り抜けて自信を深めたことだろう。終盤の球際の粘りは「何か起きるかもしれない」と期待を抱かせるものだった。激しい交錯で負傷交代した16番丸山匡喜の怪我の具合は心配だが、2週間後に控えたインターハイ全国大会でも旋風を巻き起こして欲しい。


気になった選手
上田ジェンシャン 8番 小田竜也
上田のキング。足元にボールを収めるプレーが上手く、スピードに乗った突破とラストパスで何度も創造学園ゴールを脅かした。しかし、合わせきれない味方と自身の精度の悪さも手伝って、高校生相手に90分間でゴールを奪えなかった所は反省点。周りのサポートも物足りなかった。

創造学園高校 11番 江田貴史
左サイドを主戦場としていた。攻守ともに食らいつくという表現が似合うプレースタイルで、倒されてもなお前に向かうドリブルの推進力が魅力。江田に限らず創造学園の選手は攻守の切り替えが早く、粘り強い守備をする印象を受けた。

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【2012/07/18 00:47 】 | 観戦記(松本山雅以外) | コメント(0)
アジア杯準々決勝 日本3-2カタール
開催国補正というかいつぞやの韓国戦のようなステキなジャッジだったような気がしますが、そんな中で劣勢を跳ね返したのは素直に評価したいと思います。カタールは序盤から高い位置でプレスをかけてスタミナがもつのかと思いながら見ていましたが、吉田の退場で条件が同じになってしまいました。日本対策は長谷部・遠藤・本田といった中盤の底の攻撃起点を潰すことなので、それを逆に利用したかったところですが。吉田の二枚目のイエローは、カタールがバテて精度が落ちていた時間帯で無理をするところではなかったのですが、若さが出たのでしょうか。若いといえば、伊野波が焦って上がりっぱなしになっていて最終ラインに遠藤という見ていてドキドキする陣形になっていたのは修正されるんでしょうかね。香川は落ち着いていたというのに。というか彼の落ち着きぶりは異常。日本2点目のシュートはなんでもないように決めてましたけど難しいシチュエーションですよね。前を向いてボールを受けられれば狭いところでもドリブルでなんとかしてしまうところといい、ドルトムントで経験積んでいるだけのことはあります。


1失点目はロングフィードに対して伊野波のライン押上げが間に合わずセバスチャンに裏に抜けられてゴール。伊野波には長友が上がった後に中に絞って守備を固める役割も課せられているわけで、このミスはいただけないですね。

日本の1点目は本田からDFの裏へのパスを岡崎が技ありループ→香川ごっつぁんでした。録画観直して気付いたんですが、岡崎は常にCB2人の死角に入るようなポジショニングをしてるんですよね。日本が右から攻める場合は左の外側、左から攻めるときは右の外側というように、自分はCBを視界に入れているがCBからは死角になるように位置取って常に裏を狙っていました。この得点シーンでは2人いたCBは左の長谷部と右の本田を見ていて、本田にボールが入ったときに岡崎をマークしていたCBが本田に詰めて岡崎がフリーになり、ゴールが生まれました。清水でヨンセンと組んでいた経験が活きたプレーだと思います。

2失点目は角度のないところからのFKで壁1枚の足元をすり抜けるようなシュート。壁の枚数はゴール前の人数との兼ね合いもあるにはあるんですけど、角度からして直接は無いんじゃないかと思ってしまったところが穴だったんですかね。退場者を出して動揺していたのもあるかもしれません。

日本の2点目。1点目と同じくCBの外側にいた岡崎に本田が裏パスを出して、密集地帯から抜けてきた香川が決めました。縦に突っ込んでいく香川は何かしてくれるのではないかという期待をしていいんですかね。香川の抜け方も相手の背後をつく動きで地味に効いてました。

決勝点は、どう見たらいいもんですかね。長谷部がよく香川を見ていたと言えばそれまでですが。よく見てみると、岡崎が受けようという素振りを見せてのスルーで香川に渡っていて、一瞬ディフェンダーの動きが遅れていました。フェイントというほどの動きでもないんですが、疲れていたカタールDFの動きを止めるには充分だったようです。伊野波は諦めずにゴールを狙っていたからあそこにいたのだと思いますが、もう少しリスクマネジメントをしっかりして欲しいです。試合後ザックがバシバシビンタして祝福(?)していたのは「お前のポジションはどこなんだ!」と言っていたようにも思えました。


ともかくこれで後2試合は確実に出来ることが確定したわけです。本田と香川の同時起用は大丈夫なのかという危惧は岡崎というピースが挟まれば大丈夫な気がしてきました。本田が下がり目に陣取って香川が上がっていくとワクワクしますね。次の韓国戦は怪我人が出ないといいなあ。

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【2011/01/23 20:00 】 | 観戦記(松本山雅以外) | コメント(0) | トラックバック()
アジア杯グループ予選 日本2-1シリア
今更感はありますが録画で見ました。情報をシャットダウンしようと思っても聞こえてきたくらいの試合でしたが。試合初っ端で本田のハンドが見逃されていて笑いました。


試合内容は、シリアがサウジアラビアに勝ったのはフロックではないと証明されたかなあと。もちろんポゼッションは日本だったし、シュートが枠内に行く確率も日本の方が高かったですが、単純にフィニッシュまで持っていく回数は互角だったように思います。それもガン待ちカウンターではなくある程度自分たちのサッカーをされた上で。日本は前の試合よりもサイドを使ってもたつき感は解消されたかなと思いますが、点を取れなかったら体力的に厳しそうです。まあ決定力は日本の永遠の課題でもあるわけですけど。前田選手のところの連携と戦術がもうちょっと修正出来れば得点は増えていきそうな気配があるのが救いですね。


んで、問題のシリアPKのシーン。これは誤審がどうこういう前にバックパスをかっさらわれるような展開になったことが問題でしょう。前半からシリアは隙あらば前線から横パス・バックパスを狙う動きを見せていたわけですから、隙を見せてしまったところは大いに反省すべきです。俺ごときが言うまでもなく長谷部選手は「永嗣に悪かった」と言ってますが。個人的にはその前のプレー、今野選手がタックルでボールを奪ってからドリブルのようなパスのような中途半端なタッチでシリアに奪い返されたところが敗着だったかなと思ってます。

試合後の談話で感心したのは、長谷部選手がシリアPKのジャッジで審判に対して「僕はあなたのために言っている。いろんな人が見ているからしっかりしたレフェリングをしてくれと言った」とコメントしたこと。この試合展開でただ文句を言うのではなく、粋な言い回しで指摘するあたり流石キャプテンだなと思いました。声のでかいサポーター松木さんは見習って欲しい。これが後の岡崎選手のPK獲得につながったのかなとも思いますが、これもファウルかと言われれば微妙なところではあります。


よく「アジアで勝つことは簡単ではない」などというコメントを耳にしますが、アジア杯で戦った2試合を見る限りまさにその通りなわけで。正直FIFAランク程の力の差があるとは思えません。なんつーかこのコメントは日本の方が実力は上ですけどという前置きがあるような気がするんですけど、そんな感じで構えていて大丈夫かなと思います。確かに個の技術は日本が優れていますが、それが試合結果に結びつかないことは南アW杯でも証明されているわけですし。もう少し謙虚に観戦しようと思います。という俺の決意表明でした。

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【2011/01/15 13:40 】 | 観戦記(松本山雅以外) | コメント(0) | トラックバック()
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