前回の続きです。下書きが終わったので次は塗りです。塗料は水性のペンキ、アクリル絵の具を使います。刷毛は、人差し指の半分くらいの大きさのもの、中指くらいの大きさのもの、手のひらくらいの大きさのものがあれば、狭いところから広いところまでカバーできます。絵画用の絵筆は弾性が足りなくて使いにくいと思います。ムラなんて気にしないという男前な方は油性マジックでGO。後はペンキを入れるための使い捨てのお椀(豚汁が入るサイズ)を用意して道具の準備は完了です。
いよいよ塗りですが、コツを何点か教えていただいたので箇条書きにしてみます。
・ペンキをつけた刷毛は一旦上向きにして塗料が垂れないようにする
塗料の粘性が高いので、水切りはしっかりする方がいいと思います。
・垂れても大丈夫なところに着地させ、そこから塗り広げる
いきなり文字の端から塗り始めるのではなく、若干内側から広げるようにしないと端がガタガタになります。なりました。
・塗料が布に吸収されてムラになっている部分は乾燥してから重ね塗りする
一旦他の部分をざっくり塗ってから最初に戻って塗り直すと塗料が塗りやすいです。厚く塗りすぎると乾いたときにパキパキになってはがれやすくなってしまいます。応用で、布の色を表に出したくない場合は、白塗料で下塗りしてから塗りたい色の塗料を塗ると仕上がりが綺麗になります。
・多少のガタつきは気にしない
遠目から見たらわかりゃしません。ザクザク塗りましょう。
完成かな? と思ったらちょっと遠目からムラを確認して、大丈夫なら乾燥させましょう。だいたい1時間くらいで乾くはず。
いらんとこに跳ねた塗料は、乾いてから針とかゼムクリップの先なんかでガリガリやると取れます。取りました。仕上げに端を黒マジックあたりで縁どれば、輪郭がはっきりしてガタつきも抑えられて一石二鳥。最後に棒を入れるポケットを作ります。ミシンで縫うのがベストですが、ホッチキスでバチンと止めるだけでも問題ないです。グリーンフラッグ作戦で借りた旗はホッチキス止めでした。ここに園芸用の支柱や塩ビパイプ、つっぱり棒などを入れて完成です。
道具がない面倒臭いと言っていた俺ですが、マジック塗りでもう一枚作ってみようかなと考えていたりします。表に出せる出来なら使いますが、出来が悪ければ闇に葬ります。このへんはやってみないことにはわからないですね。まあそのうち。
[1回]
http://gotoalwin.blog.shinobi.jp/Entry/51/ゲートフラッグをつくろう 塗りと修正