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【2024/04/29 06:28 】 |
わかるようなわからんようなサッカー用語「ディフェンダーの裏」
中継でよく耳にする単語なので「そんなん知ってるよー」って人も多いと思います。では「ディフェンダーの裏」の”逆”はなんでしょうか? 「裏」と表現するからには「表」もあるわけで、じゃあディフェンダーの「表」ってどういうこと?というあたりを書いていきたいのです。まずはその前段階として、まずは「ディフェンダーの裏」について言及していきたいと思います。


一般に「ディフェンダーの裏」とはディフェンダーの背後を指します。「裏をつく」「裏を取る」とはすなわち「ディフェンダーの背後のスペースに入る」という意味です。何故ディフェンダーの裏を取るのが有効かというと、人間の目は前についているからです。とだけ書くといささか乱暴なので、例を挙げてみます。


例えば玉ちゃんが右サイドを駆け上がってくる場合。相手ディフェンダーは基本的にボールを見ます。でないと玉ちゃんのプレーに対処できないからです。低い位置ではあまり問題にならないのですが、攻めこんでいってゴールライン付近になるとどうでしょうか? 角度が付くために「玉ちゃんと同時に視認することが出来るエリア」が狭くなりますよね。つまり死角が増えるわけです。逆サイドを確認するためには、一度玉ちゃんから目を離して後ろを振り向かなければなりません。スピードのある玉ちゃんから目を離したらどこに飛んでくかわからないので基本的には目を離さないわけですが、ここで逆サイドからてっちゃんが走りこんでくると・・・。


とまあ普通はそんなに上手くはいかないわけですが、通常ディフェンダーとフォワードの駆け引きは「ボールと同時に確認出来ない位置に入り込めるか」に集約されます。ディフェンダーの死角に入り込むのが上手いフォワードを「裏を取るのが上手い」と評したり、ディフェンダーの死角をついてゴール前のいい位置にフォワードが飛び込んでくると「上手く裏をつきましたね」などと言ったりするわけです。


山雅で裏を取るのが上手いフォワードと言えば片山真人選手。良さがわかりにくいと評されることが多い彼ですが、ディフェンダーの裏を取って点の取れる位置に入り込むセンスは随一ですね。山雅サポーター的にイメージしやすいのはFC町田ゼルビアのエース、7番勝又慶典選手ではないでしょうか。俺はこの魔法のようにゴール前に現れるプレーが今でも強烈に印象が残っています。


今回はこんなところで。次回がたぶん本題です。ではまた。

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【2012/07/18 22:31 】 | サッカー覚え書き | コメント(0)
わかるようなわからんようなサッカー用語「攻撃のタメ」
以前「サッカー用語よくわからんから解説して」と言われたので適当に適当ぶっこきますがいいんですかそれで。まあいいや酔っ払った勢いでズゴンと行きます。


んでまあきっかけは多分代表の試合で「本田Δいると攻撃のタメの作れ方が違うなー」とかなんとか言ってたのが引っかかったのかと思いますが。サッカーで言うところの「攻撃のタメを作る」とは、簡単に言うと「味方が上がってくる時間を稼ぐ」の一言に尽きます。山雅で例えるなら「縦パスを受けた塩爺がフナに戻してサイドの玉ちゃんに預ける」みたいな感じですかね。ボールの動き方が敵陣方向→自陣方向→横方向となっていて、ボールが行ったり来たりしている。この時間を利用して味方が上がってくるわけですな。なんでこんなことをするかってーと攻撃の選択肢を増やすため。カウンターでサイドを駆け上がった際に、ゴール前に一人しか味方がいなければ「ゴール前の味方に合わせる」か「自分で切れ込んでシュートする」かの二択しかないのですが、ゴール前に3人いれば、人数分だけ選択肢が増えるわけです。守備側が誰をマークすればいいのかわからなくさせると表現すればいいですかね。塩爺がDF引きつけて船山ヘッドーみたいな小細工も弄せるわけです。


ここで重要なのが「自分が能動的にパスを出せる状態である」こと。上がった味方を使えなければ意味がありません。なので、塩爺が背後にDF背負ってキープしているケースは「タメを作っている」とは言えないんじゃないかなーと個人的には思っております。このあたりは人によって解釈が違うので、適当になんかこう上手くやってください。日本代表の本田Δがすごいのは、フィジカルの強さと視野の広さで「一人で攻撃のタメを作れてしまう」ところだと思ってます。日本人は体格的に欧米諸国に負けているので普通は複数人でパスを回して「攻撃のタメを作る」のが一般的ですが、本田Δはぶつかられても囲まれても平然とキープして事も無げにパスを出せてしまう。一人でなんとか出来てしまうので、長友がサイドを駆け上がることが出来るし、香川がドリブルで仕掛けられる位置に陣取れるし、岡崎がDFの裏のスペースに飛び込むことが出来る。そういった部分が本田の強みなんじゃないかなーと思います。


山雅に反町監督が就任してからは「ポストに入れた縦パスをシャドーに落とすことで攻撃のタメを作る」パターンが植え付けられて基本形の一つになりつつありますね。時間にすれば1秒や2秒程度のものなのですが、それだけの時間で憲太がゴール前に駆け込んだり玉鐡コンビがサイドに展開出来たりするわけです。もちろんチーム全体が意図を理解して連動的に動くからこそ効果が高くなるわけですが。その辺は試合見ながら逆サイドの選手は誰が動いてるかなーとかFWはどんなルートでゴール前に走りこんでるかなーとか確認してください。


とまあすげえ適当な感じで適当に書きましたが、理解は適当な感じでいいと思います。みんな知ったかしてるだけです。俺もそうです。こんな感じなのに何個か解説続けたいそうです。驚きですね。

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【2012/07/05 00:48 】 | サッカー覚え書き | コメント(0)
細かすぎて伝わらないサッカーの話 パスの蹴り足
もうどこで読んだのか忘れましたが、最近すごく納得しているのがパスを出す時の蹴り足。センターバックからサイドにパスを出す時、右サイドには右足、左サイドには左足で蹴るのが良いそうです。全然気にしていなかった部分なのでちょっとネタにしてみます。


理屈はこうです。右足のインサイドでボールを蹴る場合、ボールにかかる回転は反時計回りになり、キッカーから見るとボールは左に曲がっていきます。左足だと逆に右に曲がっていきます。これを踏まえてセンターバックが右サイドに向かってパスを出す場合を考えると、右足で蹴るとタッチラインに沿うように曲がるボールの軌道になります。左足だと逆にタッチラインを割るように曲がるボールの軌道になります。正確にパスを出せれば良いのですが、ミスして少しズレた位置に蹴ってしまう場合もありますよね。その時リカバリーがききやすいのはどちらの軌道か? ということだそうです。


応用編で、パスを受ける選手が相手からプレスをかけられてしまった場合も考えてみます。同じくセンターバックから右サイドへパスを出すと仮定すると、右足で蹴ると自陣側からボールがやってくる軌道になり、左足で蹴ると敵陣側からボールがやってくる軌道になります。当然相手は敵陣側からやって来ますので、左足で蹴ると相手に取られやすいボールの軌道となり、右足で蹴るより危険になってしまいます。


また、ボールを受ける選手が相手のプレスに対してブロックするように敵陣に背を向けてボールを受けようとする時、パスが自陣側からやってくる軌道ならば体の正面方向からボールが来るのでコントロールしやすいですが、敵陣側からやってくる軌道になると体の側面からボールが来るのでコントロールしにくくなります。右で蹴るか左で蹴るかの違いだけで、その後のプレーに大きく影響を与える場合もあるのです。


先日行われたU-23日本代表のアウェーでのマレーシア戦、扇原選手のパスミスが目立ってしまいましたが、理由の一つにプレッシャーのかからない場面でも右サイドに利き足の左足で出してしまい、相手に取られやすいパスにしてしまっていたことが挙げられます。安全になるように蹴り足を選択出来ているか、を頭に入れて試合を見ると面白いですよ。

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【2012/02/26 22:51 】 | サッカー覚え書き | コメント(0)
ファーストタッチを磨く サッカークリニック2011年5月号
個人的に気になってるところを特集するサッカークリニックが好き。というわけでタイトル通りファーストタッチのおはなし。詳しくは買って読んでください。


ファーストタッチとは、簡単に言うと「自分のプレーしやすい場所にボールを置くこと」だそうで。そのためにはボールに触るまでに次のプレーを決めておく必要があって、さらには広い視野を持って誰がどこにいるのか、自分のプレーでどのように動くのかまで考えなければならないとのことです。いやあ奥が深いですね。なんでこんなことを気にしてたかというと、上のカテゴリのチームと戦う場合に、プレスに屈してバックパスばかりになったり、後ろを向いてキープしようとするプレーが多くなるから。ファーストタッチで苦しい場所にボールを置いてしまって、結局後ろにパスをせざるを得なくなっているように見えたんですよね。特にディフェンス陣が。理由を考えてみるに、相手が予測よりも素早くプレスをかけてきて慌てたり、逆に相手を過大評価しすぎて必要以上にセーフティーにプレーしようとしているのではないかと。次のプレーを意識して扱いやすい場所に置けなんて言うは易く行なうは難しの極致ではありますが、上で戦うためには今よりも0.5秒判断時間を短くしなければならないと思います。


相手の動きを見ながら仕掛けていくということは、相手をどこかで自分におびき寄せることが必要です。つまり、コントロールする前にタメが必要。(中略)相手の裏を突いたり、相手が考えつかないところにボールを置いたりできれば、サッカーが楽しくて仕方がないと思いますよ。


久御山高校の松本悟監督のインタビューから。昨年度の高校選手権決勝で、劣勢でも自分たちのパスサッカーを貫いた久御山高校らしい思想ですね。これはファーストタッチという個人の話だけではなく、例えば相手の裏を突くパスを出したり、相手を引きつけておいてサイドチェンジしたりといったチームプレーにも言えることだと思います。プレーしている方も見ている方も楽しくなるようなプレーを、期待しないで待ってます。

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【2011/04/14 20:55 】 | サッカー覚え書き | コメント(0) | トラックバック()
ザックジャパンに学ぶ3バックの可能性
アジア杯決勝で、藤本out岩政inでポジション確認したら「3-4-3じゃねえか!」と興奮したのもつかの間。本当は今野をアンカーにしたかったけど怪我をしていたので接触が少ない左サイドバックにシフト、長友を左ウイングに上げるという采配でした。ただ、3バックを練習していたのは確実に活きていたと思うので強引にネタにします。


アジア杯決勝での岩政投入後を説明しやすく3バックだとすると、ポジションはこのようになります。

【岩政投入前】
--------前田--------
--岡崎-本田圭-藤本--
----遠藤-長谷部----
長友-今野-吉田-内田

【岩政投入後】
--本田圭-前田-岡崎---
長友-遠藤-長谷部-内田
---今野-吉田-岩政---


いまどき3バックで守備どうすんの、と思っていたところ、サッカーマガジンで解説がありました。そうですまた伝聞です。簡単にいえば、「ボールの逆サイドのサイドハーフが最終ラインに下がって4バックで守る」そうです。例えば左サイドから攻められた場合は、ボールホルダーに対して今野が寄せ、逆サイドの内田が最終ラインに参加します。右サイドの場合は逆に長友が最終ラインに参加します。

【左サイドへの対処】
-本田圭-前田-岡崎-
-長友-遠藤-長谷部-
今野-吉田-岩政-内田

【右サイドへの対処】
-本田圭-前田-岡崎-
-遠藤-長谷部-
内田-
長友-今野-吉田-
岩政
(赤字はボールホルダーへ寄せる選手)

通常の4バックではセンターバックはサイドへは出て行かないものですが、ザック流3バックではボールホルダーに寄せるためサイドへ出て行くのは構わないそうです。パッと見は「なるほど上手いなあ」くらいにしか思いませんが、サイドハーフに相当な運動量を求めるのでスタミナに自信がない選手では機能しないでしょう。


んで、山雅の現有戦力だと
3-5-2がよさそうで、こんな感じで守るのはどうだろうと提案してみたら「あの監督にこんな凝った戦術がとれるだろうか
」と返されました。ごもっとも。

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【2011/02/03 19:53 】 | サッカー覚え書き | コメント(0) | トラックバック()
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