日曜に迫った天皇杯県予選の決勝は、長野パルセイロ対アルティスタ東御のカード。13:08キックオフ、NHKの中継も入るということで観戦される方も多いと思いますので、軽く展望などを書いておきます。
今期のパルセイロは見たことはありませんが、生粋の点取り屋10宇野沢、ドリブル・パス・シュートと三拍子揃う19向、中盤の潰し屋兼攻撃の起点5大橋などの好選手が揃い、現在JFLの首位争いをしていることからもチーム力は非常に高いですね。対するアルティスタ東御は、今期何回か試合を見る機会があったのですが、よくも悪くも「若さ」が目立つことが多かったかなと。押せ押せムードでは元気よくパスが回るのですが、逆に劣勢になると消極的なプレーが目立ちました。押し込まれる展開が予想される中、どこまでチャンスは来ると信じていられるかが鍵になりそうです。
アルティスタ東御については新聞露出なども少ないので適当になんか書いていきます。北信越1部昇格初年度となる昨年は二位に食い込む健闘を見せるも、今年は序盤の出遅れが響いて順位は四位。一時は降格も見える順位になってしまうなど苦難のシーズンでした。全社は県大会決勝で上田ジェンシャンに敗北したため、天皇杯で負けると文字通りシーズンが終わってしまうので、この試合にかける意気込みは強いと思われます。
中心選手は10石戸。北信越では一歩抜けた存在感ですね。FWとしてなんでも出来ますが、特に裏に抜けるタイミングの良さが光ります。8犬丸との流通経済大学ラインは出色ですね。ただし準決勝の上田ジェンシャン戦で負傷により途中交代したようで、その影響がやや不安材料。2トップの相方が予想される9田中はポストプレーが上手く、キープして味方が上がる時間を稼ぐことができます。14藤田のサイドアタック、7喜屋武の中盤の底からの攻撃参加なども見所です。
両チームともパスサッカーがベースなので、まともにぶつかり合えばパルセイロ有利ですが、今シーズンはテレビ中継の呪いがかかっているようなので、番狂わせに期待したいところ。いずれにせよ好ゲームとなって欲しいですね。
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