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【2024/05/15 23:46 】 |
松本山雅U-18の雄姿を見届けよう 10月18日(土)14:00アルウィン
アルウィンでJユースカップが行われるということで、告知と紹介などを。


日時:10月18日(土) 14:00キックオフ
場所:アルウィン
対戦相手:Y.S.C.C.横浜U-18
大会名:2014Jユースカップ 第22回Jリーグユース選手権大会(予選リーグ)


入場無料(ここ大事)


Jユースカップとは、Jリーグのユースチームで争う大会です。その大会の予選がアルウィンで行われます。

ユースの公式戦は大別して3つ。高校とクラブチームが同じリーグで戦う「高円宮杯」。5月末頃から始まる「クラブユース選手権」。そして10月頃から始まる「Jユースカップ」です。クラブユース選手権とJユースカップは、ナビスコカップや天皇杯のような位置付けですね。普段のリーグ戦では戦えないレベルの相手と戦うチャンスであり、サポーターにとっても「おおっぴらに声出し応援できる」チャンスでもあります。

普段のリーグ戦は、割合い静かに見守る感じの雰囲気です。育成年代は勝敗よりも選手の成長を重んじるので、その影響があるのかもしれません。一方で春と秋の大会はそういう部分は無く、トップと同じようなノリで応援できます。人数が少ないので全く同じようにとはいきませんが、その分声援が選手にダイレクトに伝わっている、気がします。

また、2つの大会は一つの区切りであり、これを機に引退する選手も出てきます。「このメンバーで戦える最後の機会」でもあるのです。サポーターとしては、悔いなく全力を出しきり、少しでも長くプレーをして欲しい、そう願わずにはいられない大会でもあります。

とまあ堅いことを書きましたが、多くの人に観に来ていただけるだけで選手は勇気が出るようなので、近くでやってるから観に行こうくらいの気持ちで構いません。お気軽にお越しください。



ユースの魅力についても。色々とあるのですが、一番の原点は「ひたむきに頑張る選手の姿に心を打たれるところ」でしょうか。この辺りはトップチームとあまり変わらない山雅らしさを感じるところです。こんなに頑張る彼らに何かしてあげたいと、そう思わせるものがあります。DNAという意味ではこれ以上なく山雅らしさを伝えていると感じます。何しろ発足は2003年。山雅がJを目指す前から始動していたのですから。この辺りは木次成夫さんの記事に詳しいです。

高校のサッカー部を辞めた選手の受け皿としての側面もあったという山雅U-18は、傍目から見てもファミリー感が強いなと思います。OBやOBの親御さんが何かと気にかけていたりとか、リーグ最終節で先に引退した選手と一緒に昇格を喜んだりとか。この辺りは”普及”から”強化”に舵を切った以降も大切にしたい部分です。かくいう自分もだいぶ”親バカ”っぽくなってきて、ウチの子誇らしい的な感情が芽生えております。かわいい弟であり、自慢の息子であり、我らが山雅戦士。彼らの成長していく姿を、より多くの人に見届けていただきたいなと。そう思います。


最後に、今年のクラブユース選手権に向けて有志で作製したユース応援ペーパーを紹介いたします。何人かは引退していますが、選手名鑑代わりにどうぞ。このブログでも注目選手を紹介していきたいと考えています。

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【2014/10/13 10:52 】 | 松本山雅U-18 | コメント(0)
2014Jユースカップ予選リーグ 松本山雅U-18 1-3 京都サンガF.C.U-18
京都サンガユースは直近のリーグ戦のプレミアWEST(トップでいうJ1)で、選手権を制したメンバーも残る富山一高を5-1で撃破した強豪。対する松本山雅ユースは長野県3部。プレミア、プリンスリーグ(地域リーグ)、県1部、県2部ときての県3部なので、例えるなら天皇杯でJ1に挑む地域リーグのクラブといった風情。ただし、高校年代はメンタルにプレーが左右されやすい。立ち上がりに相手にプレッシャーを掛けて「想定以上」の印象を植え付ければ、チャンスはある。





そしてその狙い通りの立ち上がり。アグレッシブにプレッシャーをかけていく山雅の守備と、なんでもないプレーに大げさにリアクションをとる悪い大人のせいか、京都ユースはぎこちない感じで試合に入る。対する山雅ユースは押されながらも要所を許さない。そして得た山雅の最初か2つ目のCK。10池上が頭で合わせて先制。過去には名前負けしたり緊張で上手くプレー出来なかったこともあったが、いつも通りのプレーが出来ていた。リーグ戦でプレッシャーのかかる優勝争いを勝ち抜いた経験が活きたのかもしれない。山雅の縦に早いサッカーに京都ユースがお付き合いして、序盤はお互いに蹴り込んではカットされる展開。ただ、徐々に京都ユースは細かいパスをつないで要所でドリブルを仕掛けるように修正していく。対する山雅ユースは人数をかけて挟み込んで応戦。 しかしながら地力の差が次第に出始める。51原の気迫のセーブなどで防ぐものの抗し切れず、PKから失点。前半を1-1で折り返す。


後半は京都ユースのペースで動く。やはりボールを振られてしまうと運動量だけで対抗するのは厳しい。前半はクリーンに守備が出来ていたが、次第に少しずつ追い付けなくなり、小さなズレが段々積み重なっていく。結果、エリア少し外でのFKから2失点。ファール出来ないエリアでファールで止めざるを得なくなっていった。反撃は、サイドの縦の関係がしっかり使えればチャンスを作れていたが、少しでも甘いパスを出そうものならすぐさまカウンターを喰らう。力の差を最も感じたのはプレーの精度。わずかな隙も見逃さずに突いてくる相手との対戦の経験の有無がものをいった。


 通用する部分は段違いに増えた。山雅らしいサッカーが出来る時間帯も伸びた。それでもまだ届かないという事実が、ただ静かに悔しい。残るはYSCC10月18日(土)14:00アルウィン、アルビレックス新潟10月25日(土)14:00聖籠アルビレッジ。厳しくはあるが、決勝トーナメント進出の可能性はまだ残っている。

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【2014/10/07 08:19 】 | 観戦記(松本山雅U-18) | コメント(0)
UMトークイベント salon2014 #3 「 未来予想 」 (ユースなどの育成関係)
去る2014年9月21日に行われたトークイベントですが、前半の育成関係の部分を聴いてきましたのでまとめておきます。後半はサッカー観戦欲に負けたのでまとめはないです。申し訳ありません。手書きメモから起こしたのと、前後を入れ替えたり表現を変えたりした部分があることをご了承ください。




講演者:
高橋耕司様(NPO法人 松本山雅スポーツクラブ 理事長)
山﨑武様(株式会社 松本山雅フットボールクラブ アカデミーダイレクター)


【成り立ちと構成】

育成組織の発足は2003年。
北信越リーグを戦っている経験を還元する地域貢献と、サッカーを楽しみ、応援するファン層の獲得を目的として立ち上がった。当初は指導者ライセンスを持つスタッフはごく一部でしかなく、施設も必死に探して確保し、電話とFAXで会場を連絡する状態だった。既存のサッカー少年団などからは異物扱いの冷ややかな対応ばかりで、ヒトもモノもカネも無かったが、情熱だけで動いていた。

現在の主な業務は普及活動。目的は、巡回指導やサッカースクール・クリニックを通じてサッカーに触れる機会を増やし、サッカーファミリーの裾野を広げること。裾野が広がると頂点も高くなるという信念のもと行っている。日本全体でも、競技レベルの向上は「代表強化・ユース育成・指導者養成」を三本の柱と捉えており、これに沿った形での普及・強化を進めている。

運営は、ユース(U-18)のみ株式会社松本山雅の管轄。それ以外の、ジュニアユース(U-13~U-15)、ジュニア(U-10~U-12)、普及(スクール(未就学児童~小学6年生)、巡回指導、クリニック等)、事務局をNPO法人の松本山雅スポーツクラブで行っている。予算は、2003年の200万円から2014年は6500万円に拡大。2014年はスポンサーもつき、ユニフォームにエンジニアリングシステム株式会社(ESCO)、大会に松本信用金庫からスポンサードを受けている。収支はNPO法人については長野県に報告義務があり、内容も公開されている。

スタッフは、2003年のボランティア8人から、2014年はボランティア8人、有給スタッフ16人に拡充。有給スタッフにはトレーナー1人と事務局1人が含まれる。スクール員は、2003年の45人から、2014年はスクール員360人、クラブ員150人に拡大。スクール会員は1000人を目標にしている。クラブ員は現状のまま維持の予定。


【現状と課題】

・ヒト
スタッフは事業規模拡大に伴い増員したいが、原資(カネ)がない。選手のセカンドキャリアの選択肢にしたい。スクール員はもっと増員したい。クラブ員は増員しない方向。アルフット安曇野から京都サンガU-18に進んだ麻田将吾選手が年代別代表に選ばれるなど、県内にも人材はいる。裾野を広げアンテナを広げて行けば、純粋な山雅っ子でトップチーム・代表選出されるような選手が現れると信じている。
・モノ
練習場が慢性的に不足している。最優先課題。公共施設や企業のグラウンドなどを借りているが、どこも予定が詰まっており、なんとか確保している状態。特に冬の体育館は抽選が激戦。現状はスタッフの仕事が「練習場の確保」になってしまっている。本来はどのように指導していくかの議論など、サポートの仕方を考える時間に充てたい。

・カネ
収入としては、クラブ員・スクール員から集める会費と、Jリーグからもらうアカデミー支援金、2014年からユニフォームスポンサーになっていただいたESCOのスポンサー料。支出は、スタッフの人件費、施設の使用料、スタッフの遠征費用など。収支はNPOなので長野県に報告義務があり、詳細も公開されている。今後の投資として、地域のサッカーの普及とトップチームへの選手の輩出に使っていきたい。具体的には、施設、遠征費、食育、備品整備、寮費・食費補助など。


【指導・サポート充実化に向けた取り組み】

・「山雅スタイル」の見直し
スタッフが立ち戻る心の拠り所として「山雅スタイル」を作成、都度見直しを行っている。含まれる内容は、育成のビジョン、目指すサッカースタイル、アカデミーが考える「良いサッカー選手像」、具体的な中期目標(○○年までにリーグ昇格など)、指導コンセプトなど。詳細は企業秘密のため明かせない。オシム元日本代表監督の言葉「勝利を目指すことと成長することは矛盾しない」をモットーに、チーム全体の成長と試合での勝利を両立したいと考えている。

・学校・家庭・アカデミーの連携
学校・家庭・アカデミーで連携して、選手の成長を見守る活動も行っている。学校から「課外でどのような活動をしているか」を知りたいという要望もあり、選手の通う学校全てを訪問している。

・スタッフ研修
ブンデスリーガの視察、Jリーグアカデミーコーチ研修会への参加、他クラブへの研修、大会視察などを行っている。ブンデスリーガは15年ほど前からリーガとサッカー協会が手を組んで育成改革に取り組んでおり、その結果が2014年W杯優勝につながっており、参考のためリーガ視察を行った。例えばホッフェンハイムはトップチームが昇格して新スタジアムを建設したあと、旧スタジアムをユース用のスタジアムに払い下げた。松本でも将来的にこのような形が実現できればと考えている。

・山雅フェスティバルの開催
近隣のサッカークラブを集めて行うミニ大会のようなものを2004年から行っている。2013年から松本市に支援をいただき、試合会場が確保できたため規模を拡大。U-11(小5)、U-14(中2)などで開催した。U-12(小6)は全国大会があったため回避。県内はCEDAC、パルセイロ、アルティスタなどのチームが、県外は遠くはカマタマーレ讃岐などが参加し、盛大な大会となった。トップチームが対戦した元ツエーゲン金沢の木村龍朗がコーチを務めるパテオフットボールクラブも参加。U-18の選手が審判を行ったり、支援企業が飲み物を提供するなど手作り感が満載で、意義のある時間を過ごせた。地元の他クラブとの関係も、立ち上げ当初の異物のような扱いから、山雅に入りたいという選手の推薦を受けたり、山雅に負けたくないという健全なライバル心が芽生えたりと、ずいぶん改善された。

・練習場の確保
企業のグラウンドを借りている事例として、GAC株式会社の天然芝グラウンドがある。2013年から利用させてもらっていて、入り口に松本山雅FCのロゴと共にサポートしているとの文言が載った看板を掲示している。これはスポンサードのオプションのようなもの。ロゴ利用と練習場提供などを含めた契約。このような事例を増やしていきたい。


【今後の展開】

・スクール事業の拡大
スクール開催は松本平以外からも要望がある。大人コース・レディースコースも要望があり、どのように展開していくか検討中。

・練習場の確保
とにかく場所が足りない。ここが使えるなどの情報があれば提供して欲しい。特に企業のグラウンド・体育館が使えると大きい。ロゴ使用などの「山雅ブランドの利用」に価値が見出だせそう。


【質疑応答:サポーターに出来る支援活動は?】

Q.セレッソ大阪は「ハナサカクラブ」という支援組織を作り、シーズンチケットに3000円加算する形で金銭的支援を募っている。山口蛍選手が第1期生で、代表選出の際にハナサカクラブのロゴを持って会見するなど露出もある。山雅に落とし込む場合、金銭的支援はどのような形で行えば良いか?
A.後援会でひとまとめにするのが良いのではないか。現状では、シーズンチケットとクラブガンズ会員、後援会と細分化されすぎていてわかりにくい。いずれは一元化した方が良いと考えている。

Q.人的支援はあればありがたいか?
A.現状は人手が足りないので非常に助かる。ユース選手らはホームゲーム運営も手伝っており、リーグ戦がトップチームの試合と重なると運営の人手が足りなくなる。手伝っていただければ非常に助かる。また、試合も審判員の絶対数が足りないので、この部分でも手伝っていただければありがたい。

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【2014/09/27 09:51 】 | 松本山雅U-18 | コメント(0)
2014年高円宮杯U-18サッカーリーグ長野県3部 第10節 松本山雅U-18 5-1 松本深志
リーグ戦も残り2試合の最終盤。松本山雅U-18はここまで9戦9勝で勝ち点27の首位。2位の豊科高校は9勝2分で勝ち点23。この試合に勝てば1試合を残して長野県2部昇格が決まる、プレッシャーのかかる一戦となった。





この試合に勝てば、という意識があったためか、ボールが中々落ち着かない。ピッチが土のグラウンドであることも手伝ってボールコントロールがスムーズにいかず、待ちの姿勢になってしまったためか流れを引き寄せることが出来ない。18小松のポストプレーや9塩原の突破などもあったがセカンドボールが収まらず、13成瀬がゴール前のこぼれ球をシュートするもポストに嫌われるなどフラストレーションのたまる展開。そのような流れの中、先制点を挙げたのは山雅U-18の10池上。前半16分、エースナンバーがゴール前の混戦からこぼれ球を軽く蹴りこむと、ボールはGKの手をかすめてゴールに吸い込まれる。しかしながら先制しただけでは流れを引き寄せきれない。直後に松本深志の高いロングボールを51原がパンチングで弾き返そうとするも、相手FWが先に頭で触り同点とされてしまう。それでも左サイドの6渋木瞭、9塩原らのコンビネーションからの崩しが機能し、ピッチを広く使えるようになる。山雅U-18に追加点が入ったのは前半25分。中に入ってきたボールを受けた15賜が縦に鋭く入れたパスを、18小松が上手く反転して落ち着いて決めた。その後はお互いにミスが出るなど、どこかギクシャクしたまま前半を終えた。


後半は立ち上がりから攻めの姿勢を見せ、後半2分に10池上が縦パスを軽く浮かせて背後に走りこんでいた9塩原にパス、GKの逆を突いたシュートが松本深志ゴールに決まる。ピッチを広く使い、要所でドリブル突破を狙い、後ろから選手が追い越していく山雅らしい攻撃が展開されるようになる。守備でも速い寄せと走力を活かしたカバーで松本深志のミスを誘い、徐々に主導権を握っていく。後半10分過ぎから選手交代が進み、ベンチメンバーは全て出場。





8高橋は腕にまだギブスが残る痛々しい姿だったが、快足を飛ばしてDFの背後を突く動きは健在。幾度となく松本深志ゴールに迫る。後半30分過ぎにカウンターから9塩原がゴール前のラストパスをきっちり流し込み、さらに後半39分には相手ゴールキックが8高橋に勢い良く当たり、跳ね返ったボールがGKを越えてゴール。結局、最終スコアは5-1となり、残り1試合を残して松本山雅U-18は長野県2部昇格を決めた。


この試合に勝てば昇格という試合で、意識するなと言う方が無理である。そのような中で、いかに自分の力を出し切ろうと開き直れるかが問われた試合だったように思う。修正できた部分、出来なかった部分、全てを成長の糧として、来週のリーグ戦最終節と10月のJユースカップに臨んで欲しい。

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【2014/09/13 16:18 】 | 観戦記(松本山雅U-18) | コメント(0)
クラブユース選手権北信越大会準決勝 松本山雅U-18 0-2 アルビレックス新潟U-18
高校で言えばインターハイにあたる、クラブユース選手権。準々決勝を勝ち抜いた山雅U-18は、リーグ戦でカテゴリが3つ上となるアルビレックス新潟U-18との対決となった。




最初から飛ばして試合に入った山雅U-18。基礎技術では上回る新潟に対してプレスの早さと運動量で対抗。押されてはいるが、裏に抜けだした高橋や塩原らがチャンスを作るなど、全く負けていない。五分に近い展開ではあったが、前半終わり頃にパスミスからピンチを招くと、怯んでしまったのか後ろからの押し上げが効かなくなってしまう。耐える時間帯が続いたが、約二ヶ月ぶりに先発復帰したキャプテン古市、今期の公式戦全てに出場を続ける山寺、最後列からチームを鼓舞する原らが体を張って防ぎ、前半を0-0で折り返す。


後半開始から成瀬に代わって中村が入り、前線が再び活性化する。しばらく一進一退の攻防が続くが、徐々に前半から飛ばしていたつけを払うことになる。後半15分頃から守備で左右に振られるとついていけなくなり、体を投げ出して止める局面が目立つようになる。攣ってしまったのか足を伸ばす選手も多くなる。気力で喰らいつき、相手の精度の悪さにも助けられていたが、左サイド突破からついに先制点を許す。気落ちしてもおかしくなかったが、闘志は萎えず。途中交代で1トップを任された小松を中心に少ない反撃の機会を窺う。しかしながら力の差は埋めきれず、何度となくゴール前までボールを持ち込まれ、後半終了間際に追加点をさらわれる。結局0-2で敗戦。終了の笛と同時に倒れ込む選手、天を仰ぐ選手、そして涙。限界以上に力を出し尽くした90分だった。





届かない距離では無かったが、その距離を詰めるためにはどれだけの労力がいるのかと思わされる試合だった。ただ。先制点を決めたアルビレックスの選手、フィールドプレーヤーがほぼ全員集まって抱き合って喜んでいたのだが、それが逆にどれだけ山雅が新潟を苦しめていたかを表していたように思う。試合後のtwitterでは「リーグ戦でこのようなチームはない。もうやりたくない」とのコメントもあり、確実に傷跡は残せたはずだ。

この試合で感じた差を詰めるために何をするか。長所を伸ばしてもいいし、短所を克服してもいい。ただし、なぜそうしようと思ったのかは明確に持っていて欲しい。まずはリーグ戦。秋にはJユースカップ。着実にステップアップしていきたい。

拍手[13回]

【2014/06/19 00:14 】 | 観戦記(松本山雅U-18) | コメント(0)
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