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【2025/07/14 16:10 】 |
練習試合 松本山雅4-3FC東京
トレーニングマッチの結果
練習試合結果 松本山雅FC戦



土曜日の練習が非公開のことが多かったので、中々確認しにくかった所を見てきました。益山選手や村瀬選手あたりですね。吉田選手や有田選手は帯同していなかったようで残念。FC東京は平山相太・渡邉千真のツートップを筆頭に錚々たるメンバーが揃っており、層の厚さを感じました。


でまあ印象なんですけど、「バックアッパーの準備」をしている感じ。もちろんスタメンを脅かすような選手に出てきて欲しいというのはあるでしょうけど、まずは3-4-2-1をしっかりチームに根付かせたいという意図を感じました。3バックの肝であるスイーパーに益山選手や渡辺選手が入ってカバーや指示の確認をしていたり、ウイングバックに久木田選手や阿部選手を試していたり。驚きだったのは大橋選手がウイングバックにトライしていることですね。とはいえ情報としては知っていたので表現ほど驚いてはないんですけど。最初に目にした時は意外だったのですが、ハマれば面白いなと納得したものです。


大橋選手の特長は、広い視野から繰り出される精度の高い左右のロングキックと、狭い所を魔法のように通すキラーパス。そして上位カテゴリのプレッシャーを知る経験。低い位置でも高い位置でも起点となれる配球能力に加えて、落ち着いてプレーの出来る選手ですね。サイドをドリブルでゴリゴリ上がるのではなく、パス交換をしながら中に入ったり外に出たりして変化をつける役割を担うようです。この練習試合ではスルスルと中に入っていってシャドーの選手を外に開かせるなど、柔軟なプレーぶりにワクワクしたので、ぜひともポジションをモノにして欲しいですね。ただ、珍しく遠目から狙っていったミドルシュートには「トップ下をあきらめたわけじゃない」という意思が見えてニヤリとしたものです。課題の守備と運動量をクリアした新・大橋正博を早く見たいですね。


それと触れておきたいのは益山選手でしょうか。シーズン前のTMでは良さがあまりわからなかったのですが、今回はCBでもボランチでもいいインターセプトを見せており、ジェフで出世番号を与えられた片鱗が垣間見えました。と同時に、離脱すると怖いなと思っていた飯尾選手と小松選手のポジションを狙える選手であることがわかったので、思いの外収穫があったなと。特にボランチでプレーした2本目には得点につながるインターセプトを見せ、終盤には積極的にゴール前に顔を出すなど、随所に光るものを感じました。ゴールデンウィークの連戦までに反町監督の信頼を勝ち取ってスタメンを狙って欲しいですね。


村瀬選手はプレー時間が短く、特徴などは把握できず。他のメンバーはやれば出来ることはわかっているので、新しい発見というのはある意味ありませんでした。久しぶりにCBをやる須藤選手を見ましたが、足元の技術があってフィードもいいので、CBからビルドアップに参加するスタイルの方が今の山雅には合っているのかなと。フォアチェックを平然といなして前にボールを出せれば楽になりますし。監督から出されている「宿題」は個々人で違うとは思いますが、クリアして公式戦での姿を見たいものです。

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【2012/03/27 06:51 】 | 観戦記(松本山雅) | コメント(4)
J2第1節 松本山雅0-2東京ヴェルディ
憧れの舞台は苦難の舞台でもあった。


ご存じの方も多い「場外戦」について思うところはかなりあるのですが、試合内容をメインに書いていきます。布陣は名古屋グランパスとの練習試合のままの3-4-2-1。反町サッカーは凄まじく運動量を求めるサッカーなので、中盤は走れる選手をチョイスしたと思います。加えてJ2初戦ということもあり、飯尾・渡辺のベテランで要所を抑えたいという意思も窺えました。



3バックは飯田と多々良が2トップをマークし、飯尾がスイーパーとなってカバーをするのが基本。ボランチ・ウイングバック・ストッパー2枚がほぼマンマーク、飯尾が穴を埋める守備という形になっていたと思います。あとはある程度サイドを捨てて中央を固め、最後の部分を許さない、といったところでしょうか。2010年に飯田が加入して以降もそうでしたが、サイドからクロスを上げられても飯田真輝という強烈なCBがいれば弾き返せるというのは山雅の武器の一つで、それを活かすための戦術なのかなと。


攻撃に関しては速攻ならトップのエイジソンに入れて、シャドーの木島徹・弦巻が拾っていく、遅攻ならウイングバックの久木田・楠瀬の仕掛けを使う、という事前の予想にさほど外れていなかったと思います。ただ、個人・組織の力の差は歴然で、ドリブルで仕掛けようにもすぐに奪われ、守備でも体の向きを変えるだけの単純なフェイントにも引っかかってしまうなど、まさに”茨の道”であることを痛感しました。


試合は、前半固くなってしまったヴェルディに対して飛ばし気味の山雅のプレスが奏功して予想以上に頑張れていたと思います。この辺り、試合開始5分前から中央線を歌って会場の空気を作った山雅サポーターの影響も多少はあったのかなと思ってます。あとはエイジソンと木島徹、弦巻の縦へのシンプルな仕掛け。数は少ないですが決定機も作れていたので、J2での初ゴールも遠くはないという予感はありました。


けれども監督の試合後のコメントにもある通り、徐々に地力の差が出るようになりました。ヴェルディ側も中央は堅いと見るや、サイドに人数をかけてディフェンス陣を釣りだしにかかるなどしてペースを掴み、必然とも言える2ゴール。攻守とも個人の力量差を運動量で埋めきれない結果となってしまいました。キャンプで肉体的に相当追い込んだトレーニングを積んでも実戦では勝手が違う、というところでしょうか。


特に感じたのはJ2のプレスの速さ。ちょっとしたコントロールミスでも見逃してくれませんね。よく上のカテゴリーとの違いはミスの少なさだと言われますが痛感しました。状況の把握、ボールを受ける前の準備、コントロールしやすいボールの供給。まずはJ2のスピードに慣れる、というところからスタートしないといけないでしょうね。


結果よりも内容を重視する、と開幕前には思っていたものの、負けるとやはり悔しいですね。怖いのはこの悔しさに慣れてしまうこと。上を目指すハートは持ち続けたいものです。

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【2012/03/08 23:50 】 | 観戦記(松本山雅) | コメント(0)
山雅の3-4-2-1について考えてみる
先日Twitterで3-4-2-1についての考察を垂れ流したのでメモ。だいたいTMを見る前に考えた一般論で構成してます。


3-4-2-1を選んだのは選手構成によるものでしょう。今シーズンの構成で人材が多いのはセンターバック、センターハーフ、裏に抜け出すのが上手いFW。少ないのは本職のサイドハーフ、ポストプレーヤータイプのFW。よってサイドよりは真ん中から攻めたい。クロスを上げる選手も合わせる選手も少ないならサイドにこだわる必要はありません。


昨シーズン採用していた4-4-2はサイド攻撃に適している、日本で最もポピュラーな布陣なので戦術理解しやすい、というメリットがあります。しかし、今シーズンの山雅の選手構成では、選手が怪我をした場合に適性の薄い選手を起用せざるを得ず、戦い方を大きく変えなければならないデメリットがあります。取れる選手を取るという補強方針はどうかとも思いますが、手持ちの戦力で戦っていかないといけないわけで、習得は難しいけれども怪我人が出ても戦い方を変えなくて済むメリットを重視し、3-4-2-1採用に踏み切ったのではないかと思います。


3バックといえば去年挑戦して失敗した記憶が蘇りますが、今思い返すと失敗したのは3バックでも4バックの戦い方をしていたからではないかと思っています。3バックには適さないサイド攻撃にこだわり、ウイングバックにサイドバックとサイドハーフの2役こなせと要求した結果、スタミナが試合半分で尽きるというなんともアホらしい結果に終わりました。その点、反町監督は3バックの攻撃と守備をしっかり構築するのではないかと思います。


3バックの最終ラインの守備を考えると、ウイングバックが両サイドとも最終ラインに落ちる、ボールと逆サイドのウイングバックが最終ラインに落ちる、ボランチが最終ラインに落ちる、両ウイングバックが最終ラインに落ちてセンターバックが前に出ていく、など色々考えられます。「攻撃的なサッカーをしたい」と語る反町監督が単純な5バック型にするわけがなく、TMを見るかぎりパッと見5バックに見えても実は違う動きをしていたりしました。その辺はもう何試合か見ないと確証が持てないところですし、お楽しみを減らすのもアレなのであんまり書きませんが。


攻撃に関しては、質の高いシャドータイプのFWが揃っているので、二列目はサイドに開くのではなくトップが落としたボールを拾う位置に陣取るのだろうという予測。速攻なら縦、遅攻なら横を使うというのは誰でも思いつく話ですし、これまでの山雅の縦に速くという攻撃パターンに照らしても違和感はありません。TMを観戦したかぎり「偶然を必然に変える」基本形はみっちり練習したんだろうなというのは目に見えて感じられるので、結構ワクワク出来ました。監督の「解答例」を超える答えを出す選手はいるのか、いち早く「応用問題」を解けるようになるのは誰か、という点にも注目したいところですね。


最近強く思うのは、システムがどうこうよりも起用した選手がどう動くか?というところが一番重要なのではないかということ。システムがサッカーをするわけではなく、選手がサッカーをするわけですから。局面局面で選手がどのように動いているのかという点に注目してみたいと思います。

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【2012/03/03 08:48 】 | 松本山雅FC | コメント(0)
細かすぎて伝わらないサッカーの話 パスの蹴り足
もうどこで読んだのか忘れましたが、最近すごく納得しているのがパスを出す時の蹴り足。センターバックからサイドにパスを出す時、右サイドには右足、左サイドには左足で蹴るのが良いそうです。全然気にしていなかった部分なのでちょっとネタにしてみます。


理屈はこうです。右足のインサイドでボールを蹴る場合、ボールにかかる回転は反時計回りになり、キッカーから見るとボールは左に曲がっていきます。左足だと逆に右に曲がっていきます。これを踏まえてセンターバックが右サイドに向かってパスを出す場合を考えると、右足で蹴るとタッチラインに沿うように曲がるボールの軌道になります。左足だと逆にタッチラインを割るように曲がるボールの軌道になります。正確にパスを出せれば良いのですが、ミスして少しズレた位置に蹴ってしまう場合もありますよね。その時リカバリーがききやすいのはどちらの軌道か? ということだそうです。


応用編で、パスを受ける選手が相手からプレスをかけられてしまった場合も考えてみます。同じくセンターバックから右サイドへパスを出すと仮定すると、右足で蹴ると自陣側からボールがやってくる軌道になり、左足で蹴ると敵陣側からボールがやってくる軌道になります。当然相手は敵陣側からやって来ますので、左足で蹴ると相手に取られやすいボールの軌道となり、右足で蹴るより危険になってしまいます。


また、ボールを受ける選手が相手のプレスに対してブロックするように敵陣に背を向けてボールを受けようとする時、パスが自陣側からやってくる軌道ならば体の正面方向からボールが来るのでコントロールしやすいですが、敵陣側からやってくる軌道になると体の側面からボールが来るのでコントロールしにくくなります。右で蹴るか左で蹴るかの違いだけで、その後のプレーに大きく影響を与える場合もあるのです。


先日行われたU-23日本代表のアウェーでのマレーシア戦、扇原選手のパスミスが目立ってしまいましたが、理由の一つにプレッシャーのかからない場面でも右サイドに利き足の左足で出してしまい、相手に取られやすいパスにしてしまっていたことが挙げられます。安全になるように蹴り足を選択出来ているか、を頭に入れて試合を見ると面白いですよ。

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【2012/02/26 22:51 】 | サッカー覚え書き | コメント(0)
終わりと、始まりと
明けましておめでとうございます。色々書こうと思っていたらタイミングを逃してここまで来てしまったという・・・。昨年は色々と考えさせられる年でしたが、今年も悩みはつきない年になりそうですね。不安もありつつ、期待もありつつ、な複雑な気持ち。でも悩みの部分も今は楽しみです。





天皇杯で山雅が正面から叩き潰されたマリノスに逆転勝利した京都サンガ。ご覧になった方も多いかと思いますが、素早い攻守の切り替えから小気味良くパスをつないでゴールに迫る大木サッカーは、ファイナリストにふさわしい戦いぶりでした。決勝での対戦相手であるFC東京も、前線から労を惜しまずプレスをかけにいって能動的に相手の自由にさせない守備、懐の深いルーカス選手を中心にアタッカーが有機的に動く攻撃はセレッソ大阪よりも一段上の出来であり、J2上位チームはJ1と遜色のないレベルであることを証明していました。FC東京はJ1に昇格しますが、京都サンガは来期直接戦うことになるわけで、今更ながらにえらいカテゴリに挑戦することになったと戦々恐々としております。でもやるしかないもんね。





2012年は結果ではなく内容にこだわるシーズンになります。「山雅のサッカー」を確立させるために、勝てない時期でもブレずに戦っていかなければなりません。そのためにサポーターとして今から覚悟を決めておく必要があると思います。願わくは「このサッカーならいずれは勝てるようになる」と思わせられる監督に早いところ決まってほしいものですが・・・。相手に合わせるのではなく、自分たちのサッカーを貫く。難しいですがチャレンジしていけるようにサポートしていきたいものです。





個人的には対戦相手がどこであろうと勝ちたいというのがまず第一にあるので、どこまで折り合いをつけられるかは未知数ですね。というかこのブログの方向性も未知数ですが。緩く見守っていただけるとありがたいです。

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【2012/01/01 10:13 】 | 松本山雅FC | コメント(0) | トラックバック()
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