忍者ブログ
  • 2024.04
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • 2024.06
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2024/05/14 05:40 】 |
細かすぎて伝わらないサッカーの話 パスの蹴り足
もうどこで読んだのか忘れましたが、最近すごく納得しているのがパスを出す時の蹴り足。センターバックからサイドにパスを出す時、右サイドには右足、左サイドには左足で蹴るのが良いそうです。全然気にしていなかった部分なのでちょっとネタにしてみます。


理屈はこうです。右足のインサイドでボールを蹴る場合、ボールにかかる回転は反時計回りになり、キッカーから見るとボールは左に曲がっていきます。左足だと逆に右に曲がっていきます。これを踏まえてセンターバックが右サイドに向かってパスを出す場合を考えると、右足で蹴るとタッチラインに沿うように曲がるボールの軌道になります。左足だと逆にタッチラインを割るように曲がるボールの軌道になります。正確にパスを出せれば良いのですが、ミスして少しズレた位置に蹴ってしまう場合もありますよね。その時リカバリーがききやすいのはどちらの軌道か? ということだそうです。


応用編で、パスを受ける選手が相手からプレスをかけられてしまった場合も考えてみます。同じくセンターバックから右サイドへパスを出すと仮定すると、右足で蹴ると自陣側からボールがやってくる軌道になり、左足で蹴ると敵陣側からボールがやってくる軌道になります。当然相手は敵陣側からやって来ますので、左足で蹴ると相手に取られやすいボールの軌道となり、右足で蹴るより危険になってしまいます。


また、ボールを受ける選手が相手のプレスに対してブロックするように敵陣に背を向けてボールを受けようとする時、パスが自陣側からやってくる軌道ならば体の正面方向からボールが来るのでコントロールしやすいですが、敵陣側からやってくる軌道になると体の側面からボールが来るのでコントロールしにくくなります。右で蹴るか左で蹴るかの違いだけで、その後のプレーに大きく影響を与える場合もあるのです。


先日行われたU-23日本代表のアウェーでのマレーシア戦、扇原選手のパスミスが目立ってしまいましたが、理由の一つにプレッシャーのかからない場面でも右サイドに利き足の左足で出してしまい、相手に取られやすいパスにしてしまっていたことが挙げられます。安全になるように蹴り足を選択出来ているか、を頭に入れて試合を見ると面白いですよ。

拍手[3回]

PR
【2012/02/26 22:51 】 | サッカー覚え書き | コメント(0)
<<山雅の3-4-2-1について考えてみる | ホーム | 終わりと、始まりと>>
コメント
コメントの投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>