山雅サミットの意義についてもろもろ考えたので少し。内容は
空港人さんのブログで触れられているのでそちらをご覧ください。
山雅はすでに「試合をするだけで地域に一定の不便をかける」段階に来ていると言っていいでしょう。その最たる例が山雅渋滞ですね。それに対して「自分たちに出来る事はなにか」を考えるきっかけの場を作りたい。そういうメッセージを(俺は)受け取りました。
それも自分たちだけがハッピーになるのではなくて、より多くの人がハッピーになれるような活動にしたい。スタジアムのゴミ処理費用を軽減したいというところから出発したYell事業は、金銭的なメリットだけでなく障がい者の就労支援という側面もあります。地域に迷惑をかけるだけではなくて、少し工夫して皆がハッピーになれる。理想もいいとこなんですけど、そんなとこまで行けたらいいなと。そう思います。
ポイントは「自分に出来る事を考える」ところでしょう。出来ないことはやらなくていいんです。全然シャトルバスを使わなかったのを、4,5回に1度使うようにする。そんなもんでいいんです。出来る事を無理のない範囲でやる。いきなり高いハードルなんて越えらんないですよ。ちょっとずつちょっとずつ積み重ねていったものが、振り返ったら大きな山になっている。でも、積んでも大したことはないと思って積まなければ、いつまで経っても何も残らない。毎試合1万人が集まるイベントですから、一人が1円積めば1万円、10円積めば10万円。ね。
やり方は一つじゃないし、これという正解があるわけでもない。この段階だとベストだった方法が、次の段階に進むとベストじゃなくなったりする。「次のステップへの準備期間」に入った山雅としてはいいタイミングで問題提起されたんじゃないかなと思います。考えていきたいですね。
[16回]
本当はアレとかソレとかの絡みで「山雅に協力するとこんないいことがあるぜー」みたいなアピールがメインなんだとは思うんですけど、そういうところから活動を出発すると余計な念が混ざってしまってあまりよろしくないと思います。そういうのって見透かされると思うし。だから「皆でハッピーになろうぜ」くらいの心持ちでいるのがいいんじゃないでしょうか。
PR
http://gotoalwin.blog.shinobi.jp/Entry/141/山雅サミットで考えたこととか