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【2024/05/14 15:25 】 |
サイドプレーヤーに求められるもの
鐡戸選手玉林選手とサイドバックのプレーヤーを語ったので、サイドプレーヤーについてまたもサッカークリニック2011年1月号から覚え書きを。書くことで頭の中を整理しようと思ったわけで他意はありません。今回はギリギリ書店に置いてある号ですので、詳しくは買って読んでください(宣伝)。


現代サッカーでは守備戦術が浸透して守備ブロックを作る質が高くなり、サイドのプレーヤーは縦に突破してクロスを上げていればいいという訳にはいかなくなりました。中に切れ込んでワンツーで崩したりドリブルで持ち込んでシュートするなど、工夫をしなければディフェンスを突破できません。サイドプレーヤーであっても中央でプレーするスキルが求められるわけです。しかしながら、タッチラインが近いというサイドの特性を利用する思考も備えていなければなりません。タッチラインを背負えばタッチライン側から相手が来ることがなくなりますし、ボールを持っている選手とそれ以外の味方選手、そして敵を同時に視野に入れることが出来るわけですから、余裕を持ってプレーすることが可能になります。サイドとセンターの両方で質の高いプレーが出来る選手が求められているのです。

鐡戸選手・玉林選手つながりでサイドバックについて。サイドバックの守備は基本はドリブルする相手への対応になります。ドリブルする相手にどのタイミングで仕掛け、どのようなステップで間合いを取り、どういう状況ならばボールを奪えるかを知っていなければなりません。センターバックよりも1対1の強さが求められるのです。ボールを受ける際には、ボールコントロールや体の向き、視野の確保や次の準備をしっかりしてプレーを1秒でも短縮する姿勢が重要になります。1秒は6~8メートル移動できる距離であり、準備如何で相手が6メートル近いか6メートル遠いかに変わるわけです。ボールをロストするとピンチになりやすい位置でプレーすることが多いサイドバックでは特に意識しなければなりません。

サイドを主戦場にしたアビスパ福岡のMF久藤清一選手は、若手選手から「パスをもらったときにどこを見ているか」を聞かれることが多かったそうです。どう答えたかというと「ボールが来る前にフォワードを見ている。それも一人目ではなく二人目のフォワードを」。パスを受けようという姿勢が強く出ている一人目のフォワードには相手ディフェンダーがしっかりついてきていることが多いので、警戒意識の薄い二人目のフォワードへパスするほうがチャンスが生まれやすいのだそうです。これを読んで思い出したのが、あの本田圭佑が「FKにはニアから二人目に飛び込むようにしている」というコメント。一番ゴールが生まれやすいからそうしているとのことでしたが、こういう理由だったのかと目からウロコが落ちました。


サンフレッチェ広島ユースの森山監督の話も面白いのですが、俺のまとめ能力に限界が来たのでここまで。繰り返しますが詳しいことは買って読んでください。月単位に直せばサカマガとかサカダイの半額ですんで。ハイ。

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【2010/12/30 04:33 】 | サッカー覚え書き | コメント(0) | トラックバック()
ドリブルについて
鐡戸選手を語ったときに”突破するドリブル”、”運ぶドリブル”と書きましたが、これはサッカークリニック2010年12月号の受け売りです。受け売り多いな俺。いちいち雑誌引っ張り出すのが面倒なので、覚え書きとして書いておきます。この雑誌、書店でバックナンバーを半年くらい前まで取り寄せられるようなので興味のある人は買って下さい(宣伝)。


スペインは突破するドリブルをレガテ、運ぶドリブルをコンドゥクシオンと呼び、別物として扱うのだそうです。前者は1対1で相手を抜き去るようなアクション、後者はディフェンダーが相手のプレッシャーが無いときに自分でボールを持って上がるアクションを指します。ドリブルに最も必要なのは技術ではなく判断力。「いつ」「どこで」「どのようなドリブルを用いるか」が重要。プレスがかかった状態でセンターバックが自陣深くでドリブル突破を狙った時、ボールを失うリスクに対して成功した場合のメリットはほとんどありませんよね。素直にフリーの選手にパスを出したりロングボールを出す方がいい。スペインやアルゼンチンといった高レベルのドリブラーを輩出している国は、子供の頃からこうしたドリブルをすべき状況やエリアを叩き込む指導が行われているそうです。

アルゼンチンには、失点につながる二度とやってはいけないプレイ=”失敗”と、精度を高めれば得点につながるチャレンジしたいプレイ=”ミス”を区別する文化があるそうです。日本では両者を同じ扱いにしてしまいがちですが、チャレンジしていいプレイはもっと増やすように、繰り返してはいけないプレイは減らすようにしていければ理想的ですね。ドリブルも”失敗”は許されず、”ミス”は許されるわけです。これを意識すると良いプレイと悪いプレイの差が若干わかりやすくなるのではないでしょうか。この記事読んでからヤジも考えるようになって、チャレンジしていいプレイを見たら「よくやった!」と声を掛けるように意識しだすようになりました。特にキムに対してねw 色々と思うところのあるプレイヤーですが、やれば出来る子なので伸びて欲しいと願いを込めて。ヤジには「何やってんだ!」みたいなのもありますが、選手も失敗はわかってるわけで傷口広げる行為はいかがなものかと思うわけですよ。選手が腐ったり萎縮したら元も子もないですから。全てを許せと言う気は毛頭無いけど、せめて試合中は選手が前向きになれるように応援しませんか?

守備戦術が広まった現代サッカーでは、シザースフェイントや人に突っかかるドリブルばかりでは挟み込まれてしまいます。なので、今はスペースに仕掛けるドリブルが効果的なのだそうです。あとは相手を誘っておいて一気にスピードアップして振り切るドリブルですね。香川真司選手や宇佐美貴史選手が見せるアレです。そして以前よりもドリブルはシュートで終わるべきだという認識が強くなってきたそうで。右利きの選手を左に、左利きの選手を右に配置してカットインからシュートを目指す戦術も珍しくなくなりました。ここでも重要なのは仕掛けるタイミングとなんのためのドリブルなのかという意識。もちろんクロスを上げるためのドリブルでもシュートのためのドリブルでもいいのですが、最終的にはゴールという結果を目指さなければ良いドリブルとは言えないそうです。


以上、まとまってはいませんが個人的な覚え書きと言う事で。繰り返しますが詳しいことはバックナンバーを買って下さい。ハイ。

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【2010/12/25 19:59 】 | サッカー覚え書き | コメント(0) | トラックバック()
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