言いたいことはいろいろありますが、要点を絞って。この試合はペナルティエリアちょっと手前、俗に言うバイタルエリアへの人数の掛け方が気になりました。サイドから崩そうという意図は感じましたが、肝心のゴール前に人がいないので工夫のしようがなく、守る側としてはクロスは上げられても人数をかければ潰せる状態になってしまっていたかなと。両サイドにガバッと開いて中はスカスカ、という状態がこのところ目立つのが気になります。終盤のパワープレーの方がよほど迫力があったのは、真ん中でシュートを狙う選手が多ければそれだけシュートチャンスも多いという証拠でしょう。単純に人数をかければわけではありませんが、個人の技術力はJFLでも抜けているだけに自信を持ってチャレンジしていって欲しいです。
個人的に弦巻選手をスタメンで見たかったというのはあります。攻守のバランスを見ながら機を見てスルスルとゴール前まで上がってチャンスに絡む動きに磨きがかかってきたと出場機会が減る前に感じていましたから。途中出場でも相手DFとGKの間に落とすパスは絶品でしたし、ロスタイム弾も弦巻選手のシュートのこぼれ球を押し込んだ形。必要な部分を埋められる選手だと思います。
連戦が続き、勝たなければならないプレッシャーと戦い、選手の負担はいかばかりか。願わくは、一緒に戦わせて欲しいと。それだけです。
[4回]
相手に回してわかる小林陽介選手のいやらしさ。常にDFの背後、視界から消えるようにポジションを取ろうとする動きは地味に脅威でした。たらればは言いません。いい選手です。
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http://gotoalwin.blog.shinobi.jp/Entry/96/JFL前期第3節 松本山雅2-2横河武蔵野