敵は審判にあらず。
JFL後期第4節 vs Honda FC戦の結果
厳しい試合でした。展開としては負け試合を土壇場で追いついて勝ち点をもぎ取ったといったところでしょうか。前半、風下にもかかわらずロングボールを蹴り込んで自分から劣勢になっていったのはなんとかならんかったかなと思いつつ、ウチのベースだから仕方ない、後半勝負かなと思って見ていました。それとセカンドボールを拾う意識を持つ選手が少なく、ショートコーナーから失点したシーンもプレスが全くかからない状態でミドルシュートを許してしまったのが一番の原因だと思います。ペナルティエリア内にいるHondaの選手は少ないのに山雅はペナルティエリア内に引いてしまっていて、相手が上手かったというよりは山雅の警戒意識の低さが招いた失点かと。防げたかもしれないという意味では非常にもったいない失点でしたね。スタジアムの雰囲気的にこの失点で応援が一気にしぼんでしまったのは印象的でした。その後もゴール前まで押し込まれるとチャントが止まってシーンとなってしまう場面が多かったように思います。前期の勝てなかった頃を思い出す嫌な空気でした。
後半に入り、風を味方につけて勢いを盛り返し、得点の匂いがしだした頃に問題の弦巻選手の退場。多くは語りませんが、審判の見えないところでファールを受けて弦巻選手がイライラしていたのは事実でしたし、動画を見直すと「ボールにいってないプレー」であったのも事実です。判定の妥当性はともかくとして、カードが出てもおかしくない状況であったのは確か。そこは認めないといけないと思います。この判定で場内が騒然としましたが、個人的にはいけるんじゃないかと思ってました。ピッチ外的な意味で。選手を鼓舞する声じゃなくて罵声で活気を取り戻したのは非常に残念な感じですけど。
後はもう御存知の通り。マツさんのパスに抜け出した良輔が右足を振りかぶった時にはもうゴールを確信していました。転んでファールをアピールせず、踏ん張って貪欲にドリブル突破を狙っていた良輔が外すわけがないと思ってましたから。あわよくば逆転を、と期待しましたが残念ながらタイムアップ。まあ逆転は高望みではありましたが。試合内容は負けに等しいものでしたし、勝ち点を取れただけでもよしとするべきだと思います。
国際試合でも誤審は流されるわけですから、その場で感情の赴くままに審判を怒鳴っても労力の無駄です。それよりも選手を後押しする方が遥かにマシ。サッカーのプレーで言えば、転がってファールをアピールするか、すぐに立ち上がってボールを追いかけるか、になりますか。どちらを選ぶかは個人の自由です。少なくとも俺は、笛が鳴るまでボールに食らいついてゴールを狙い続けた良輔のようにかっこよくなりたい。そう思ってます。
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