有志が自発的に開催してくださった
退団選手送別会に参加してきました。開始前に集まった人数見てるだけで胸に迫るものがありましたね。これだけの人が選手に最後の挨拶をしたいと思わせた、今の山雅の土台を作った選手たちの送別会なわけですから。主催してくださった方々にも感謝ですね。
会は選手へ記念品の贈呈に始まって、選手挨拶、退団選手のPV放映、選手チャントと勝利の街の合唱、記念撮影という流れでした。
トラスタwebで写真が公開されてますのでそちらを見ていただければ感じがつかめるでしょうか? 選手挨拶では山雅で印象に残ったシーンやサポーターへのメッセージを頂きました。大体の選手が印象に残った思い出をJFL昇格だと語る中、小澤選手は北信越2部から1部へ上がった試合を挙げ、わずか十数人しかいなかったサポーターが1000人以上集まってくれたことが嬉しかったと語っていました。山雅の歴史と共に歩んできたからこそ出た重い言葉でしたね。挨拶が終わりPVを流した後に選手が退場したんですが、自然発生的にOne Soulコールが沸き起こったのがすごい印象的で。あの場にいた人たちの心がひとつになった瞬間でした。退団選手のチャントを歌い終わったら陽介を筆頭に選手が再登場して、陽介のコールリードで勝利の街を歌いました。それまで湿っぽかったんですけど、そこは喜びの歌。一気に明るくなりましたね。それから外に出て選手と記念撮影会、流れで即席サイン会に。選手もサポーターも笑顔で、苦い悲しい想いを抱えたままではなく感謝の気持ちを伝える機会を得ることが出来てよかったなあ、来てよかったなあと思いました。これですっきりするなんてことは無いんだけど、でも選手が最後には笑ってくれたからそれでいい。それだけでいい。そう思います。
んでまあ帰りにいろいろ考えたんですけどね。オザッシュが
サポーターは山雅の財産だと言ってくれたり、陽介が
熱いサポーターがいることを当たり前だと思わないで欲しいと言ってくれたりしたけど、サポーターも選手がそう思ってくれることを当たり前だと思っちゃいけないと思いました。山雅が勝てばその日の晩ご飯はおいしいし一週間楽しく過ごせる。負けたら負けたで、ああすれば良かったかなとか次はやってくれるよなとか考えられる。選手からはプレイで充分過ぎるものをもらっているんですよね。だから選手には感謝の気持ちを返したい。それに対して選手からリアクションがあればそれはそれで素晴らしい関係だと思うけど、それは「してやってるんだぜ」みたいな気持ちがあればすぐに崩れてしまうもの。この送別会も、これだけの人数が集まったサポーターがすごいんじゃなくて、これだけの人がお別れをしたいと思わせた選手がすごいんだと思わなければいけないと思います。勘違いしたくなるけどね。とまあ偉そうなこと書いてますが、送別会開始前のコールリーダーの言葉を受け売りして肉付けしたです。古参のサポーターの方にはお前今頃気付いたのかよと言われるかもしれませんが、まあ若造が一歩前進したのだと思っていただければ幸いです。
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